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【TOP】【←prev】【SEGA SATURN】【next→】 アイドル雀士スーチーパイ II タイトル アイドル雀士スーチーパイ II 機種 セガサターン 型番 T-5705G ジャンル テーブルゲーム(麻雀) 発売元 ジャレコ 発売日 1996-4-26 価格 7800円(税別) アイドル雀士スーチーパイ 関連 Console Game SFC 美少女雀士スーチーパイ 3DO アイドル雀士スーチーパイ Special SS アイドル雀士スーチーパイ Special アイドル雀士スーチーパイ Remix アイドル雀士スーチーパイ II スーチーパイアドベンチャー ドキドキナイトメア アイドル雀士スーチーパイ めちゃ限定版発売5周年(得)パッケージ アイドル雀士スーチーパイ シークレットアルバム PS アイドル雀士スーチーパイ Limited アイドル雀士スーチーパイ II Limited スーチーパイアドベンチャー ドキドキナイトメア DC アイドル雀士をつくっちゃおう PS2 アイドル雀士スーチーパイ IV Handheld Game NDS アイドル雀士スーチーパイ III Remix PSP アイドル雀士スーチーパイ III Remix アイドル雀士スーチーパイ IV ぽ~たぶる 駿河屋で購入 セガサターン
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最先端を行くまるのことを指す。キラッ☆
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アーティスト:YOASOBI レベル:10 登場回数:2(レギュラー版第33回、第40回) 挑戦結果 挑戦者なし
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ハァ、ハァ。 細やかな息遣いで、草むらに姿を潜める少女が一人。 彼女の名は阿刀田初音。現役の高校生アイドルである。 彼女はここに連れて来られる前も殺し合いに参加させられていた。 そのゲームの名は"シークレットゲーム"。 与えられたお題を達成するために他者を蹴落とし生き残らなければならない悪魔のゲームである。 その過程で、信用していた男に裏切られ辱めを受け、無意識のうちにその彼を殺してしまい。 全員を殺せという条件に切り替わった折に、それに従い暗躍するも失敗。 物の弾みで藤田修平を集団の目前で殺害してしまい、行き場を完全に失ったが、しかしそれでも彼女を護ろうとしてくれた男がいた。 城咲充。初音のファンクラブ番号38番の青年である。 彼は涙を流しながら言った。『君が手を汚す必要などない。誰かを殺さなければ生き残れないというなら、僕が代わりに手を汚す』と。 初音の条件を満たすためには最終的には己が死ななければならないのを承知の上で引き受けてくれたのだ。 彼はその言葉通りに、細谷はるなと吹石琴美の二人を手にかけた。 初音がそんな彼に抱いたのは感謝以上に心苦しさだった。 自分を絶対に裏切らない、必ず護ると言ってくれたのは嬉しい。けれど、彼が手を汚していくのは悲しく、しかし弱い初音には彼の想いを裏切ることも止めることもできなかった。 やがて。充の怪我が悪化したのを見計らっていたかのように三ツ林司と粕谷瞳の二人が襲撃に来て―――そこで、充は己の命を完全に捨ててしまった。 何度銃に撃たれても構わず、襲い来る痛みにも耐えて、我武者羅にその足を進めて。初音を護るというその一心のみで、司を道連れに―――彼は死んでしまった。 黄金色のライ麦畑の下で、満足気な顔で息絶える彼を見た時―――世界は暗転し、気づけばここに連れて来られていた。 充の死を悼む暇も悲しむ暇もなく、今の彼女はただひたすらに困惑と恐怖に苛まれていた。 (充...充ぅ...!) 何度も胸の中で彼の名を呼ぶ。 いないのはわかっているのに。彼がもう来れないのはわかっているのに。 こんな状況でも未だに彼に縋ろうとする己の醜さと弱さに嫌悪感を抱いてしまう。 その弱さゆえか。身を隠していながらも、震える身体は草を揺らし音を鳴らしてしまっていた。 「あの、誰かいるの?」 「ッ!」 自分の失態に気づいた時には既に遅く、近くに来ていた他の参加者に気配を悟られてしまった。 逃げなくては、と急いで立ち上がろうとするも、草に足をとられてあえなく転倒。 それでも冷静に草を外せれば良かったのだが、パニックに陥った初音は我武者羅にもがき、逆に草は絡みついてしまう。 「あなた大丈夫?」 「ひっ」 「安心して。私は殺し合いに乗るつもりなんかないから」 言いながら、現れた少女は絡まる草を解いていく。 「うんしょっと...はい、取れたよ」 あまりにも無警戒に草を解いた少女に、初音は目を丸くする。 ここは殺し合いの場だ。なのに、武器も構えず手助けまでして。 ただ、少なくとも今はこちらに害を加える気が無いのは確かなようだ。 「私、由香。呼び捨てでいいよ」 「あ...私は初音なのです」 相手につられて初音も名前を名乗り返し、二人は草むらを抜け、近くにあった小屋で情報の共有に取り掛かることにした。 「初音は、その...一応アイドルをやってるのです」 「えっ、初音ちゃんも?」 「『も』って...」 「うん。私も前はアイドルだったの。ユカポンって名前でね」 初音もゆかも衝撃で目が見開かれる。 まさかこの異常事態で、最初に出くわすのが同じアイドルだとは思っていなかった。 「えへへ、すごい偶然だね。私以外にもアイドルの子が連れて来られてたなんて」 「...そうですね」 偶然の一致に喜ぶ由香とは対照的に、初音の顔は淀んでいた。 アイドルは常に他者との競り合いのもとにある。 人気が取れなければお呼びがかからずやがて忘れられてゆき、更には年齢という壁の立ち塞がる活動期間が短い職業だ。 他のアイドルよりも輝く為に無茶をする、グループ内でも優劣をハッキリつける為に相手を引きずり下ろす、仕事を貰うために表に出せないことをする... 幸い、初音はまだそういう縁に縋るほど危機には陥っていなかったが、それでもお笑い芸人がやるような身体を張る仕事も増えてきている。 その為、自分以外のアイドルという存在に対してはあまり快く思えないのだ。 「初音ちゃん大丈夫?さっき転んだところが痛むの?」 そんな初音の様子に気が付いた由香は心配げな表情を浮かべて初音の顔を覗き込む。 「だ、大丈夫なのです。ちょっと不安になってるだけなのです」 悟られてはならない、と初音は慌てて取り繕う。 「ならよかった。なにか力になれることがあったら遠慮なく言ってね」 初音を元気づけるように向けられる由香の笑顔。しかし、かえってそれが初音の癪に触っていた。 ―――疎ましい。 初音の胸の内に黒いモノが蠢き始める。 ―――どうして同じアイドルで、殺し合いに巻き込まれてるのに、彼女はこんなに綺麗な笑顔が出来るのか。 修平に人殺しをしてほしくない、彼にそんなことをさせてまで生き残りたくないと懇願する琴美とはるなの姿を見せられた時と似たような感情が渦巻く。 ―――私だってそうありたかった。どれだけ大変でも笑顔でみんなを元気づけられる光り輝くアイドルでいたかった。 自分はずっと頑張ってきた。へたっぴだった歌もCDを出せるくらいには上達したし、演技力も磨いてきた。 人気が落ち目になっても、身体を張ってでもアイドルに食らいついてきた。 なのに、理不尽なゲームに横やりを入れられて、そこで頑張って抗ってもなんの縁も無かった人に邪魔され、穢されて。 そこから抜け出したと思ったら更に理不尽な要求を強制されて。 どうして自分だけこんな目にばかり遭う。どうして目の前の子とこんなにも差が出来る。 なんてことはない。ただの運だ。ちょっと違えば初音がそちら側で、由香がこっちの側だった。 それが初音には酷く疎ましく、憎たらしかった。 だから、そっとバックから取り出した金づちを握る感触にもなんら抵抗は無かった。 殺し合いには乗らない。自分には危害を加えない? そんなこと知ったことではない。どのみち最後の一人にならなければ生き残れないのだ。 だったらここでやってやる。目障りな光を消して、闇の中でも突き進んでやる。 そうでもしなければ、こんな自分を生かそうとしてくれた充に申し訳が立たない。 「さっ、行こう初音ちゃん」 「はいなのです」 ハンマーは後ろ手に隠しているため、由香には見えていない。彼女もすっかり気を許している。 この距離なら間違いなく殺れる。 由香が後ろを向いた隙に、金づちを握る手に力を込め――― 「ユカポン!ユカポンじゃないか!!」 決意は、戸が開くのと同時に野太い声に遮られた。 「ユカポンもここに来てたんだね!やっぱり僕らの相性は最高だったみたいだ!!」 「あ...ぁ...」 由香の全身が震えあがるのを見て、初音は彼女の背後からそっと前方を覗き込む。 立っていたのは、肥満体で黒ぶち眼鏡と口から覗かせる鋭い犬歯が特徴的な男だった。 「知り合いなのですか?」 初音が小声で問いかけるも、由香は身体を振るわせるのみでなにも答えない。ひたすらに眼前の男に怯え続けるだけだ。 「ユカポンの友達かい?いやあ可愛いなあ。きみも制服が似合うねえ」 男がにきびをふんだんに浮かびあがらせた顔で口角を厭らしく吊り上がらせると、粘ついた涎が滴り落ちる。 その不潔さに初音の喉がひっ、と鳴り、思わず後ずさってしまう。 「せっかく会えたんだし一緒に行こうよ。大丈夫、僕は君を殺さないから」 「嫌ァァァァ!!!」 伸ばされた男の腕を由香が絶叫と共に払う。 だが、男はそんな由香に怒りを抱くこともなく、むしろ笑みを深めていた。 「前もそうやって僕の手を払ったよね。あの時はつい怒っちゃったけど、僕も心を入れ替えたんだよ」 「え...?」 「ほら見てみなよ僕のズボン」 男の誘導通りに、由香と初音の目線が男のズボンへと移っていく。 そこには小高い山ができていた。今にもチャックがはち切れそうなほどにナニかが盛り上がっていた。 「ひ、ひぃっ!」 「ユカポンに頭を刺されてから新しい悦びが増えちゃったみたいでね。ユカポンに攻撃されるとギンギンになっちゃうんだ。 たっぷり愛し合ったアイドルから痛みという愛を受けるなんてファン冥利に尽きるんだって気づけた証だよ。 そしてそれはユカポンも同じ。君から受けた痛みを返してあげると君も喜ぶ。そうやって新しい愛を育んでいくのもアイドルとファンの特権だよね」 自らの性癖を自慢げに語る男に初音は嫌悪を抱く。 アイドルをやっていればたまに現れるのだ。こういう度を過ぎたファン―――もとい、厄介者が。 「さあ、いつもみたいにアナルセックスしよう。見せてやろうぜその子に僕らの愛を」 唐突にズボンと服を脱ぎ始める男に、またしても初音の喉がひぃっ、と鳴る。 『ほら初音ちゃんってば、ちゃんとご主人様の言うこと聞きなって』 そして嫌でも思い出してしまう。 ここに連れて来られる前、信じていた男、伊藤大祐にペットと称され凌辱された時のことを。 「――――あああああああああ!!!」 叫びと共に由香がデイバックから黒光りしたモノを取り出す。 サブマシンガン。一度の引き金で大量の弾を吐き出す兵器が男目掛けて火を噴いた。 「ハガ、アアアアアアアアア!!」 銃弾を受けた男は悲鳴と共に血だまりに沈み、ゴロゴロと地面をのたうちまわる。 ハァ、ハァ、と頬に涙を伝わせながら、由香は息を吐く。 「ゆ、ユカポン...」 その修羅の如き形相に、銃をいともたやすく扱うその手腕に初音は息を呑む。 本当にこれが、先ほどまで笑顔だった少女の姿か?自分のような不幸な目に遭わなかった者の姿か? 「い、いてえ...けど、へへへ、気持ちいいよユカポン」 「!!」 ゆらりと立ち上がる男目掛けて、再びサブマシンガンが掃射される。 再び被弾と共に血を舞い上がらせ、踊るように男の身体がくるくると回転し続ける。 「ガッ!グヘッ!」 だがそれでも死なない。人間なら当に致命傷な筈の銃創と出血を経ても、男は未だに余裕の笑みを浮かべている。 カチ、カチ 「うそっ、弾切れ!」 「スリリングでたまらなかったよユカポン。これはもうアナルで癒してもらわないと」 夥しく流れる血にも関わらず、男は被弾する前と変わらぬ態度で由香へと歩み寄ってくる。 「ひっ、ヒイイイイ!!!!」 ジョー ドボドボ 武器を失った由香は、先ほどまでの蛮勇が嘘であるかのように腰が砕け、股座から小便を漏らし始めた。 「ごめんなさい!ごめんなさいいいい!!」 彼に対してよほどトラウマがあるのだろう。 由香は子供のように泣きじゃくり、ひたすらに謝り続けていた。 「だから大丈夫だって。この痛みも愛の証。僕は最後までユカポンを殺さないよ。さっ、お尻をこっちに向けて。それともおっぱいからがいいかな?」 「あ...ぁ...」 「どうしたんだいそんなに見つめて。ああそうか、君も僕たちの愛に加わりたいのか。よしならこうしよう。ユカポンは今から先輩としてこの娘のアナルをほぐしてあげる。 僕はきみとお互いの性器を舐め合いっこして前を開発してあげる。そうして仲良く3Pだ」 ニタリと男が笑みを初音へと向ける。 これほどまでに甚振られてもなお恍惚の笑みを絶やさない男の変態性、大祐に甚振られていた時以上の恐怖に、初音は圧倒され動けなくなっていた。 (充...!) また、彼の名を心中で呼んでしまう。彼を呼ぶということは、この凌辱現場に巻き込むということなのに。 それでも縋るしかない。非力な自分では誰かに頼るしか現状を打開できない。 「ガアアアアアアア!!」 雄たけびと共に、由香が男へと身体をぶつけ、初音と男の間に割り込む。 「逃げて初音ちゃん!私が抑えてる内に早く!」 流れる涙も拭わず、由香は男を止めようと必死に縋りつく。 邪魔されているにも関わらず、由香に抱き着かれている感触を楽しんでいるのか、怒ることもなくニヤニヤと彼女を眺めている。 「早く!」 「――――ッ!!」 由香の強い言葉に押され、初音の足は飛び跳ねるように動き出していた。 男の横を通り過ぎ、そのまま戸の外へと駆け出し。 振り返ると、男の背中越しに、首筋を噛まれ涎と涙を流しだらしなく開口する由香と視線があった。 そして。 そんな中でも、由香は初音を心配させまいと、無理やり笑顔を作っていた。 彼女の姿に息を呑み、踵を返し小屋から遠ざかっていく。 由香は初音の思った通りに、能天気に生きてきた訳ではなかった。 彼女もまた、あの男に凌辱され穢されていた。 その上で、彼女は自分を不安にさせないために笑顔で振舞ってきた。 今も尚、逃がす為に戦ってくれている。 自分とは違う。 追い込まれれば自分の身しか考えられず、充に頼らなければなにもできず。 こうして逃げているだけでも恐怖の震えは止まらない。 強い彼女に比べて、あまりにも弱く醜い自分が嫌になる。 それでも足は止まらない。 初音はぐっ、と目を瞑り、その頬には涙が伝っていた。 ☆ 「いやあ、相変わらずユカポンの血は美味いなあ」 「......」 力なく壁に寄りかかり、ピクピクと痙攣する由香。 床を濡らすアンモニアの臭い。 それと交わる己の血のむせかえる臭い。 それらすべてのシチュエーションが男を興奮させ、股座がはち切れんほどに筋が走る。 「ぃ...ゃ...」 由香の力無き抵抗も虚しく、男は由香の服を脱がし、下着の脱がしてから胸と秘部を弄り始める。 「へへへ、相変わらず最高だよユカポン。見てよもうこんなにぐしょぐしょだ」 「...ぁ...」 「よし、このままアナルセックスをしよう」 由香をうつ伏せに寝かせ、性器を臀部へとあてがう。 「こういう態勢でやるのは初めてかもね。それじゃいくよ」 つぷぷ、と男の性器が由香の校門へと侵入を開始する。 「よし、入り口発見。さあ、また愛を語り合って」 ゴ ン ッ 男の台詞は途中で遮られた。 「ハァッ、ハァッ」 引き返してきた、初音による頭部への金づちによって。 「ガッ、テメッ!」 「アアアアアアッッ!!」 ゴンッ、ゴンッ 絶えず、初音の金づちが頭部へと振り下ろされる。 金づちが頭蓋を殴りつける度に血が噴き出るが、しかし男はそれでも死なない。 吸血鬼は、この程度では殺せない。 痛みに耐えながらも初音の腕を掴み、乱暴に腕を振りぬけば、彼女の身体は宙を舞い、凄まじい勢いで小屋の外へと投げ出される。 背中を強く打ち付けた初音は痛みで空気を吐き出し、眩暈に襲われる。 ふらふらと立ち上がる初音の頬へと、走り寄ってきた男の平手が振るわれ地面に倒される。 「ユカポンからの痛みは愛っていったけどね。君からの痛みはただ痛いだけなんだよ。ユカポンの友達だから殺しはしないけど、お仕置きは必要だよね」 男は倒れる初音に馬乗りになり、首を絞め始める。 吸血鬼は人間の数倍は力が強い。 苦しさに耐え兼ね男の腕を掻きむしるが、微塵も力は揺るがない。 息苦しさに眼球がぐるりと上を向き、口端から泡が溢れ始める。 「ガアアアアアアアア!!」 ザンッ 男の頭部に包丁が突き立てられる。 息を切らしながらも復帰した由香が、小屋に置いてあった包丁で刺したのだ。 「ハガッ、ユカポ」 ゴンッ 刺された頭を押さえようと両腕を離した隙を突き、初音が金づちで再び頭部を殴りつけた。 男がそれに怯む間もなく、由香が空になったサブマシンガンで殴りつけ。 さしもの、今までの銃弾や打撃のダメージが積み重なった男の身体からは力が抜け、仰向けに倒れ込む。 「ユカポ...愛して...」 ピクピクと痙攣しながらうわ言を呟く男へと由香はとどめを刺さんとサブマシンガンを振り上げる。 が、その前に、初音が包丁の上から金づちを叩きつけ、やがて男は動かなくなった。 「初音ちゃん...」 ハァ、ハァ、と二人の呼吸が空中で交わされる。 「...初音は、人殺しなのです」 初音は血に濡れたその姿を隠すこともなく由香に問いかける。 「ここに連れて来られる前も、人を殺したのです。自分を護るために。自分のちっぽけな心を護るために。生きる為に、人の善意に甘えて罪を押し付けたりもしたのです」 今の初音の姿は、シークレットゲームで犯した"業"そのものだ。己の為に人を傷つけ続けた悪鬼そのものだ。 「初音は薄汚くて弱っちい人殺しなのです。それでも」 ぐっ、と唇を噛み締める。 由香の強さを見せつけられて、改めて思った。 もう、自分の為に誰かが傷つくのが嫌だ。 異様な状況でもなお他人を思える充や由香のような強い人間になりたい。 かつて憧れていた光【ほんとうのアイドル】になりたいと。 「それでも...初音は一緒にいてもいいですか」 血に塗れ、涙に沈む初音を、由香は息を切らしながらもジッと見つめる。 初音に対しての恐怖は抱かなかった。 だって、由香の目には、彼女は薄汚くなんて映らず、ただ必死に生きようとしている人間にしか見えなかったから。 「...初音ちゃん、私だって強い訳じゃないんだよ」 「?」 「私はただあの人たちの真似をしただけ。本当の強さを知ってる人たちがいてくれたから、私も頑張れただけなの」 由香の脳裏に過るのは、不愛想ながらも常に他者を気遣う剣豪、その体躯が表すように大らかな心を持つ大男、小さな身体でも決して消えない不屈の炎を心に宿す小学生、普段は卑屈で卑怯でもいつも自分を気にかけてくれる繊細な男。 みんなの背中を追ってきたから、彼らに恥じぬようにと頑張れただけだ。 「だから、一緒に強くなろう初音ちゃん」 「―――ハイ、なのです」 どろどろに汚れた身体同士で抱きしめ合う。 ここにいるのは共に穢され汚れたアイドルだ。 それでも、彼女たちから再び輝こうとする意志を奪う権利は誰にもない。 初音が由香に肩を貸して立ち上がらせる。 禍々しい月にも怖気づくことなく、二人のアイドルは歩き始めた。 【ユカポンファンの吸血鬼@彼岸島48日後... 死亡】 【阿刀田初音@リベリオンズ Secret Game 2nd stage】 [状態]:精神的疲労(大)、疲労(中) [装備]:金づち@現実 [道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2 [思考・状況] 基本方針:強くなる。 1:ユカポンと共に行動する。 [備考] ※参戦時期はBルート、充の死亡直後より ヒュンッ 【由香(ユカポン)@彼岸島 48日後...】 [状態]:精神的疲労(大)、疲労(大)、背中に矢(臓器損傷) [装備]:サブマシンガン(弾切れ)@現実、ルーラ草@トルネコの大冒険3 [道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜1 [思考・状況] 基本方針:強くなる。 0:ガッ 1:初音と行動する。 2:仲間たちも連れて来られていたら合流する。 [備考] ※参戦時期は蟲の王撃破後 ぐらり、と由香の身体がずり落ちていく。 ドサリ、と二人纏めて倒れ込み、初音は慌ててユカポンの容態を確認する。 「えっ...なんなのです、コレ...」 初音は己の目を疑った。 由香の背に、先ほどまでは無かった矢が突き立てられていたからだ。 ヒュンッ 風を切る音と共に初音の肩に激痛が走り、鮮血が舞う。 痛みの走った箇所へと手をやれば、そこには由香と同じ矢が生えていた。 矢で撃たれたのだと認識すると、激痛が肩のみにならず全身にまで侵食する。 「ひ、い、ああああああ」 悲鳴と共に転がる初音。 それを追うように、ガサガサと草を掻き分ける音がする。 草木の影から現れたのは、軍服を着た男だった。 男は能面のように無表情で、初音を見下ろしていた。 彼の冷めた視線を受けた初音は己の心臓が急速に冷えていくのを自覚した。 ボウガンを向けられても、ああ、ここで死ぬんだなと、他人事のようにしか思えなかった。 命乞いも抵抗もなく。 全てを投げ出すかのように、初音は目を瞑り頭を垂れた。 「......」 「......」 だが、いくら待てども来るであろう痛みはこなかった。 恐る恐る目を開ければ、そこには既に男の姿はなく。 倒れ伏す由香の姿しかなかった。 なにが起きたかはわからないが、それだけで察してしまった。 自分が諦めている間にも由香は必死に足掻いていたこと。 ―――また、自分が助けられてしまったということ。 「ユカポン...」 初音は痛みに耐えつつ、よろよろと歩み寄る。 由香の出血は未だに止まらない。運悪く致命傷だったようだ。 「ユカポン...ユカポン...ッ!」 「...つね...ちゃ...」 由香は力を振り絞り、縋りつき涙を流す初音の頬に手を添える。 そして、ニコリと微笑みを向け、その手はコトリと力をなくし地に落ちた。 初音に残されたその微笑みは、血に濡れながらもアイドルとしての輝きは損なっていなかった。 ☆ 「しくじったか...」 男はクロスボウの手入れをしながらそう独り言ちた。 喧噪につられて現場へと赴き、初音にトドメを刺そうとした時。彼の背後で由香は力を振り絞り、支給品の一つであるルーラ草を男に投げつけた。 その結果、男は別エリアに飛ばされてしまったのだ。 「まあいい。残りは手負いの小娘一人だ。大した脅威にはならない」 それよりも、と男は思考を切り替える。 由香の放ったルーラ草はこの身で体験した通り、超能力としか思えない道具だった。 もしかしたら他の参加者もあのような道具を持っているかもしれない。 それらを手に入れれば自分の生存力はかなり高まるはずだ。 そうすれば、かつての不覚―――ここに連れて来られる前の殺し合いでの敗北のような目には遭わなくなるだろう。 (生き残ってやる...今度こそ...!) クロスボウの手入れを終えると、軍服の男は周囲に警戒しつつ、その足を進めるのだった。 【(Zルートでソフィアに返り討ちにされた)軍服の男@リベリオンズ Secret Game 2nd stage】 [状態]:健康 [装備]:ガッツの義手(ボウガン、大砲付き)、クロスボウ@現実 [道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜1 [思考・状況] 基本方針:生き残る。 1:参加者を襲撃し装備を増やす。 [備考] ※参戦時期は死亡後より こと切れた由香の手を握り絞め、初音は泣きじゃくる。 まただ。また守られてしまった。 充に護られ。由香に護られ。そうしてまた自分が生き残ってしまった。 「初音はもう死にたいのです...」 初音はずっと頑張ってきた。 アイドルになる前も、なってからも、どれだけ苦境に立たされても、人気に影が落ちてきても。 その結果が、周囲を巻き込む疫病神でしかないというなら、もう消えてしまった方が楽になれるだろう。 けれど、その選択をすれば充の、由香の死が無駄になってしまう。 駄目だ。そんなこと許される筈がない。 「初音は...初音は...」 縋れる相手はもうどこにもいない。 これから先、どうするかは己で決めるしかない。 ―――例え、どの道を選んでも地獄しかないとしても 【由香(ユカポン)@彼岸島 48日後... 死亡】 ※サブマシンガン(弾切れ)@現実、基本支給品、ランダム支給品が傍に落ちています。 【阿刀田初音@リベリオンズ Secret Game 2nd stage】 [状態]:精神的疲労(大)、疲労(大)、出血(中)、肩にダメージ [装備]:金づち@現実 [道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2 [思考・状況] 基本方針:??? 1:ユカポン... [備考] ※参戦時期はBルート、充の死亡直後より
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アイドル≒ヴァンパイア 著者/上月 司 イラスト/アマガイタロー 定価 662円 2013年7月10日発売 ISBN 978-4-04-891756-8 “闇の存在”がスポットライトを目指す!? 金髪吸血姫さん、アイドルはじめました! 『さあ、私の下僕になりなさい!』 突然俺に噛みつこうとした美少女は、北欧にあるフ ロンクルーグ王国の元・王女にして、吸血姫だった。 そして日本が誇る国民的スーパーアイドル! ……になる予定の女の子。 「崇拝される」ことにより自身の『異力』を強め、吸血姫としてランクを上げるため……ということらしいが、 その振る舞いを見ていると、ただのアイドル好きなお嬢様にしか思えず……。 513 イラストに騙された名無しさん [sage] 2013/07/11(木) 00 45 18.35 ID s6LR76IX 同じく7/10の電撃の「アイドル≒ヴァンパイア」 にも表紙とあらすじには登場しないけど、わりとよさそうな妹がいた。 しかし明らかに表紙になってるヒロインがメインだったので保留して買ってないので とりあえず情報だけ。 514 イラストに騙された名無しさん [sage] 2013/07/12(金) 22 07 41.15 ID NKHOnEyV (略) 513 実妹で元トップアイドル、兄ラブ全開の良妹なんだが兄のほうが完全スルーだから雑多な作品で見かけるキモウト枠 このスレ的な見どころは妹の果敢な兄へのアタックしかないのであまりおすすめは出来ないかな 関連リンク アイドル≒ヴァンパイア|電撃文庫公式サイト
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MILLION LIVE WORKING☆~昂れ!アイドルファイト~Day1 Day2 Day3 Day4 Day5 原作イベント その他イベント開催期間 前後のイベントコミュ MILLION LIVE WORKING☆~昂れ!アイドルファイト~ Day1 話数 タイトル 登場アイドル 第1話 リングにかける思い 北沢志保、島原エレナ、天海春香 第2話 必殺☆ジャンピングドロップキックを習得せよ! 周防桃子、野々原茜、福田のり子 第3話 やっぱり怖い……! 七尾百合子、高坂海美、エミリー 第4話 サンボじゃなくて? 島原エレナ、天海春香、北沢志保 第5話 可憐の決心 篠宮可憐、北沢志保、馬場このみ Day2 話数 タイトル 登場アイドル 第6話 予選開始! 北沢志保、豊川風花、島原エレナ 第7話 ハリ子の歌 田中琴葉、高山紗代子、矢吹可奈 第8話 お上品な格闘技 二階堂千鶴、福田のり子、所恵美 第9話 アイドルちゃんとパパラッチ! 望月杏奈、木下ひなた、松田亜利沙 第10話 いざ! 白熱のバトル 水瀬伊織、天海春香、北沢志保 Day3 話数 タイトル 登場アイドル 第11話 エレナのスペシャルマッサージ 島原エレナ、三浦あずさ、佐竹美奈子 第12話 ナナメ上の上 北上麗花、我那覇響、真壁瑞希 第13話 双海家秘技……? 双海真美、ジュリア、双海亜美 第14話 大事なのはセクシーアピール……? 秋月律子、菊地真、百瀬莉緒 第15話 最強の悪役 天海春香、徳川まつり、島原エレナ Day4 話数 タイトル 登場アイドル 第16話 スタジアムの聖母 高槻やよい、天空橋朋花、中谷育 第17話 まつりにつづけ! 伊吹翼、横山奈緒、萩原雪歩 第18話 デビル姫のおそろしさ 大神環、徳川まつり、ロコ 第19話 放送事故? 白石紬、桜守歌織 第20話 優勝者決定!! 島原エレナ、福田のり子、天海春香 Day5 話数 タイトル 登場アイドル 第21話 スリーピングジャッジメント 星井美希、水瀬伊織、舞浜歩 第22話 あこがれスタイル 永吉昴、豊川風花、四条貴音 第23話 ピント外れの思い出の一枚 宮尾美也、天海春香、如月千早 第24話 ライブ後のいつもの3人 春日未来、最上静香、箱崎星梨花 第25話 戦いが終わって 福田のり子、水瀬伊織、徳川まつり 原作イベント 昂れ!アイドルファイト(ミリオンライブWikiへ飛びます) その他 イベント開催期間 2019年3月27日~2019年3月31日 前後のイベントコミュ 前:ピコピコIIKO! インベーダー(ピコピコプラネッツ) 次:アイドルヒーローズジェネシス(ジェネシス×ネメシス) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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壱 弐 参 極 名前 [アイドル♪]猫又 (あいどる ねこまた) セリフ 壱 「目指すは一番だよー♪」 弐 「可愛さ一番☆」 参 「歌も一番☆」 極 「踊りも一番で、ぜーんぶ一番☆」 解説 尾が2つに分かれた猫の妖怪。長く生きた猫が成るといわれる。人の言葉を話し、不思議な力を持つ。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 壱 SR 21 2760 2760 2820 弐 2990 2990 3050 参 3290 3290 3360 極 3750 3750 3830 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:ニャンばーONE☆ 雷 7 味方単体の攻防アップ お邪魔戦術式 発動率 攻撃力アップ 高 備考:
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『スターダムにのし上がれ!アイドル女神No.1決定戦』 2015年2月5日(木)〜2月12日(木)22時 レイド くろいろブレイカー くろいろブレイカーZ 18体の大ユニット 一撃ダメラン SSR フール 討伐Pt達成報酬 SR 一反木綿 ばらいろフレーバーのお礼 ジャッジメント SSR アンラ・マンユ 特効 SSR オーベロン SSR フェアリー・エルビウム SSR アイラーヴァタ(2/9追加) SR ヒュドラー SR 狐火 SR はらだし(2/9追加) HR サトゥルヌス HR 油すまし
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天海 春香 秋月 律子 我那覇 響 菊地 真 如月 千早 四条 貴音 高槻 やよい 萩原 雪歩 双海 亜美/真美 星井 美希 三浦 あずさ 水瀬 伊織 音無 小鳥